2011年7月6日水曜日

つくば考




ドン底の我孫子以降、周りの力添えのお陰で、毎回、技術的な面での土産を持って帰れている。
今回も、コレか!と思える感覚を取得した。

こうした感覚を得て思うことは、既出で読み聞きしている情報は、やはり得なければならない本質の表層しか伝えてくれていないということだ。
奥義のようなものは体得しなければならないのだとしても、自分の得ているこの感覚は、文章でも伝えることができるように思う。

例えば、犬に飛盤を教える際、投げた飛盤を持ってくるという一連の流れを、キャッチ、フェッチ、ドロップ、レトリーブなどの、個々の要素にバラして教えれば、意外とすんなり仕込めたりする。
クリッカートレーニングの要領と言えば、分かりやすいだろか。

そもそも、カラダを動かして興奮している最中に、あれやこれやと欲張って仕込もうとしても、時間がかかるしムリが生じる。
興奮しやすい子なら、コマンドなんて入らないのは当然だ。

分解してしまえば、部屋の中でも十分トレーニングできてしまう。
もちろん最後は実践しかない。
瀬菜の場合、そこでのトレーニング方法に問題があって、今苦労しているんだけどね。^^;

ともあれ、投げの方も、意外とそんな感じなんではないだろうかと今回思った。
一連の動作で覚えようとするから、やることが沢山で覚え切れない。
だったら、個々の要素に分解してしまえ、というわけだ。

それこそが基本の積み重ねということになるのだろうが、その基本とは何で、なぜ基本が大事なのかを教えてくれる情報に出会ったことがない。
それはおそらく、投げられなかった人が伝えていないからだと思う。
自分も自分の所属する業界向けに文章を書いていたコトがあるから、そうなりがちなコトは良く分かる。

なぜ投げられないのかが分からないから、技術的な外論ばかりになる。
外論と、それを実現する方法論は全く別のものだ。

自分の場合、まだまだ発展途上の未完成故、正しいと確信できる情報を出すことは出来ないが、この苦闘を乗り越えた暁には、備忘録ではないが、いつかスローイングの文章を書いてみたいと思う。
せめて公式で決勝に残れるくらいになったらね、って、それじゃ果たしていつになるのやら。^^;

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