2013年1月21日月曜日

芽生え










藍瑠が変わり始めている。
これ迄生まれ持ったパッケージの中から一方的に出て来ていた行動が、ここ迄の経験から大きく育ちつつある藍瑠という後天的なフィルター、つまり確実に芽生え始めた我を通したものに変わってきている。

ものの本的な見方でいえば、12週齢を過ぎ、ベースとなる社会化の大枠が整い、第二恐怖期を含めた少年期に突入したということになるのだろう。
現在月齢的には人間換算で6歳程度。

自分の環境では藍瑠で6頭目。
犬種の違いや前後はあれど、90日から120日くらいの間のこの時期の急速に変化して行く様は本当に面白い。

そのベースとなる三つ子の魂の部分は、ある程度のびのび対応してこられたように思う。
正直言えば、音慣れの部分で若干不足はあると思うが、当初明らかに拒否反応を示したツーストスクーターのエンジン音などは、経験値を上げることにより今は全く意に介さなくなっている。

そして、今の所人好き犬好き。
ジュピの血を引き継いでいるのであれば然もありなんだが、第二恐怖期に余程のコトを経験させなければ、この流れは大きくは変わらないのではないかと踏んでいる。

ともあれ、ここのところ藍瑠と少なからず対話しながらトレーニングが出来るようになってきているので本当に面白い。
この対話感はボーダーの醍醐味のように思う。

その一方で、困ったコトが出てきていないかと言えば、それなりにあったりもするが、まあ、何とかなるだろう。
そもそもが、まだまだ、全然これからだしね。

さて、瀬菜、日々藍瑠の先生ありがとな。^^